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決算情報拾い読み コンフォリア・レジデンシャル投資法人
2022年1月期(第23期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2022年3月15日に開示されたコンフォリア・レジデンシャル投資法人(以下CRR)の23期(2022年1月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社100%子会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社にて、CRRは2013年2月に上場しております。
ポートフォリオ投資方針等
ポートフォリオ戦略等 (決算説明資料より抜粋)
第23期のトピックス
1.投資環境
当期の国内景気は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により依然として厳しい状況が継続している。こうした中、賃貸住宅市場においては、需給が弱含んだ状況がみられ、本投資法人の稼働率もやや低下する動きとなったが、足許は回復傾向がみられる。一方、不動産投資市場においては、政府、日本銀行による財政金融政策を受け、低金利環境が継続する中、国内外投資家の旺盛な物件取得意欲がみられ、取引価格水準は引き続き高値圏で推移している。
2. 新型コロナウイルス感染症による影響(決算説明資料より抜粋)
3. 内部成長(決算説明資料より抜粋)
4. 外部成長
当期の物件移動はなし。
当期末現在における本投資法人の保有資産は140物件、取得価格の合計は 2,615.34億円となっている。
5. 資金調達の概要
当期においては、2020年9月に借入れた借入金の返済資金(40億円)に充てるため、2021年10月に資金の借入れ(40億円)を実施した。その後、2017年1月に借入れた借入金の返済資金(55億円)及び 2015年2月に借入れた借入金の返済資金(33億円)に充てるため、2022年1月に資金の借入れ(88億円)を実施した。
その結果、当期末(2022年1月末日)時点における出資総額は1,297.91億円、有利子負債は1,416.3億円であり、LTVについては、当期末時点で50.2%、期末における有利子負債の平均残存年数は4.6年、長期比率は89.2%、固定化比率は98.0%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)