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2021年04月21日

決算情報拾い読み タカラレーベン投資法人

2021年2月期(第6期)決算説明会資料

今回取り上げるのは、2021年2月13日に開示されたタカラレーベン投資法人の7期(2021年2月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、株式会社タカラレーベン(60%)、PAG Real Estate Holding Limited(30%)他が出資するタカラPGA不動産投資顧問株式会社にて、本投資法人は2018年7月に上場しております。

 

ポートフォリオ投資方針等

ポートフォリオ運用基準

オフィス、住宅、ホテル及び商業施設その他の物件で構成される、多様性があり安定的な総合型ポートフォリオの構築を目指す。 本投資法人は、四大経済圏に所在する物件は今後も安定的な需要及び収益が見込まれると考えており、原則として、コアエリア(四大経済圏)に所在する物件を中心に投資を行う。(投資比率70%以上)

他方、四大経済圏と比較して高い利回りが期待できると考えるため、そして地域分散に配慮したポートフォリオの構築を図るため、サブエリア(地方中核都市を中心とする四大経済圏以外のエリア)に所在する物件についても一定程度の投資を行う(投資比率30%以下)。ただし、サブエリアについては、都道府県内における人口集積度が相対的に高く、各種インフラや公共施設が整っているというメリットがあり、安定したテナント需要及び売買需要を見込むことができるエリアにのみ投資を行うこととし、原則として、地方中核都市に所在する物件にのみ投資を行う。

用途別投資比率では、オフィス・住宅に投資比率70%以上、ホテル・商業施設・その他に投資比率30%以下。

第6期のトピックス

1.投資環境

不動産賃貸市場では、一部のアセットタイプを除き概ね堅調に推移した。

オフィスについては、新規テナントの意思決定の遅れによる成約の減少やテレワークの推進等によるオフィス需要の変化等から、東京の空室率は緩やかな上昇傾向にあり、平均賃料につきましても、2020年7月から緩やかな減少傾向にある。

住宅については、コロナによる影響が限定的であり、安定して推移した。

商業施設については、2回目の緊急事態宣言による外出自粛要請を受け、影響を受けているテナントがある一方、生活密着型の商業施設の業容は底固く推移している。

ホテルについては、Go Toトラベルによる一時的な回復がみられたものの、緊急事態宣言の再発令を受け、しばらくの間は先行きが不透明な状況が続くものと考えられる。

2. 新型コロナウイルス感染症による影響 (決算説明資料より抜粋)

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3. 外部成長

2020年11月に盛岡駅前通ビル及びEME郡山ビル、2020年12月に宇都宮セントラルビル、2021年2月及び3月に Almost Blueを売却。(譲渡価格総計4件・104.07億円)

その結果、当期末における本投資法人の保有資産 (33物件、取得価格の合計773億円)の稼働率は96.9%、期中平均稼働率は97.7%となった。

4. 内部成長(決算説明資料より抜粋)

タカラレーベン投資法人決算説明会拾い読み

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5. 資金調達の概要

当期末日時点における借入金残高は434億円、LTV46.0%となった。

また、2021年3月株式会社格付投資情報センター(R&I)から本投資法人の発行体格付として「A-/安定的」の格付を取得した。

 

主要指標(決算説明資料より抜粋)

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