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2015年10月27日

マンション賃料動向(9月) No.2

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料について

2015年9月の首都圏の中古マンション売買の成約物件

同じく、公益財団法人東日本不動産流通機構発表の2015年9月版サマリーレポートによると、2015年9月の首都圏の中古マンション売買の成約物件は、成約件数が2,772件(前年同月比-5.7%)、㎡単価が46.27万円/㎡(前年同月比+9.o%)、価格が2,958万円(前年同月比+7.6%)、専有面積が63.94㎡(前年同月比-1.3%)、築年数が20年(前年同月19.81年)となりました。

成約件数は前年比マイナス5.7%と、6カ月ぶりの減少となりましたが、㎡単価、価格ともに大きく上昇しています。㎡単価は、ここ1年でもっとも高い数値を達成し、33カ月連続で前年同月を上回りました。

また、新規登録件数は15,644件(前年同月比+13.4%)、在庫件数は37,394件(前年同月比+10.1%)と、新規登録件数が9カ月連続、在庫件数が4カ月連続で前年同月比を上回りました。

東京都以外の都府県別でみると、成約件数が埼玉県で305件(前月比+0.7%)、千葉県が348件(前月比+18.8%)、神奈川県が730件(前月比+15.1%)。㎡単価が、埼玉県で27.2万円(前月比-1.7%)、千葉県が25.6万円(前月比+6.3%)、神奈川県が40.0万円(前月比+4.0%)となっています。

千葉県が上昇を牽引、中古マンション売買の首都圏の㎡単価は33カ月連続で前年同月より上昇

賃貸市場では賃料がほとんどの地域でおおむね横ばいだったのに対し、千葉県では+0.2万円と比較的高い上昇を見せました。東京カンテイの調査においても千葉県の分譲マンション賃料は他都府県よりも高い上昇率となっており、首都圏の上昇を牽引する形になっています。
首都圏の中古マンション売買においては成約件数が前年同月比を下回ったものの、㎡単価が前月より大きく上昇し、33カ月連続で前年同月より上昇となりました。

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構 2015年9月版サマリーレポートより

 

関連レポート

(株)東京カンテイ プレスリリース
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
公益財団法人東日本不動産流通機構
2015年9月版サマリーレポート
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